FT0-1.png 三銃士

成均館儒生たちの日々(上)より

Posted by マメ子 on 21.2013 韓国/台湾ドラマ 0 comments 0 trackback
ドラマ「成均館スキャンダル」
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No K-Rock,No Life




原作小説『成均館儒生たちの日々』

上巻第5章 1“泮村の若人”より


酒場で、朝鮮の現状と将来について互いの意見を聞き、言い尽くせない

思いを吐露する4人。

長いこと語り合い、酒を飲んでいるのか互いの考えを飲んでいるのか

わからなくたった頃やっと、彼らはとぼとぼと成均館に戻ってきた。



歩きながら考えこんでいたヨンハがソンジュンにそっと尋ねた。

「佳郎(カラン)、こんなことを尋ねていいかどうか・・・」

「わからないなら黙っとけ。君子でいるのが楽だと思うか?」というジェシンの言葉を

無視して、ヨンハは好奇心に負けたように口を開いた。

「これはどこまでも俺の推測だが・・・・・もしや佳郎は時派か?」

ソンジュンは無言で微笑むだけだが、ジェシンとユニはびくっと驚き、ヨンハも

自分で言った言葉に怯えたように黙った。


(思悼世子(サドセジャ)[現国王の父]を殺害した事件について

党論にこだわり肯定するのが僻派。批判的に見るのが時派)


ソンジュンの父は僻派の中心


ユニは胸がつまって歩けなくなった。ソンジュンが抱える矛盾がいたいたしくて、

目に涙があふれてきた。

ジェシンの顔も無表情ではなかった。それは同病相憐れむような悲しみだった。

ヨンハは冷え冷えとした表情で嘆いた。

「俺がどうかしてたんじゃない、佳郎、おまえの方がどうかしてる。

ちくしょう!おまえはわかりすぎてる!エセの群れの中では、本物も

エセのふりをしないと殺されるぞ!」



それは嘆きというより、心配だ。党派を離れて純粋にソンジュンを心配する

ヨンハの心だった。

将来宮廷に出仕した時、ソンジュンが危険な橋を渡らないよう、家門と

自派に逆らうソンジュンを国王が守ってくれるように


願いながらソンジュンを抱きしめ、彼の肩に頬をあずけた。


「僻派の父親に・・・・おまえは勝てるのか?乗り越えられるのか?」

と問うジェシンに

正直に答えるソンジュン

「おれだって自信はありません。けど、厳しいからってあきらめたくない。

おれだって今の気持ちを忘れて家に利用されないか、力が足りずに党派に

まきこまれないか、それが恐くて成均館に身をひそめているのが正直な

ところです。今は・・・・・」



「だから科挙や出仕を延ばしていたのか?時を待つのではなく、自らを

作りあげるため?」


そう言ってヨンハがソンジュンの胸から離れた。

そこにユニがとびこんだ。そして精一杯彼を抱きしめた。

今この瞬間、女人の心はかけらもなかった。ただ同じ時代に苦しむ

儒生同士だ。



ドラマでも一応『父と政敵に』という場面はありましたね。

でも、原作のこっちの方が心情が深~くていいわぁ


ここまでで成均館スキャンダルの原作小説『成均館儒生たちの日々』

上巻が終了です

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